採用ノウハウ記事

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薬剤師採用の基本を押さえよう。採用動向から採用方法・コツまで

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1974年から進められてきた医薬分業の影響で薬局やドラッグストアが急増し、特に地方では薬剤師不足が見られます

さらに、新型コロナウイルス感染症の影響もあり「薬剤師を採用したいけどうまくいかない」「応募がうまく増えない」と感じている方もいるでしょう。

この記事では、薬剤師の採用動向や採用方法、応募を増やす方法について紹介します。

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押さえておきたい薬剤師の採用動向

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薬剤師を採用するにあたり、まずは採用動向について解説します。

近年の薬剤師の有効求人倍率

有効求人倍率とは、ハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数のことです。

倍率が1より高いと、1人の求職者に対して求人数が1件以上あることを示しており求職者に有利といわれる売り手市場になります。

2020年以降の薬剤師の有効求人倍率は、3倍から4倍で2013年の有効求人倍率10倍に比べると下がっていると言えます。

薬剤師の採用状況は求人応募している企業が少なく、応募してくる求職者が相対的に多くなっているため企業にとっては有利な状況になっているのです。

薬剤師が必要な調剤薬局は2021年6月現在、新型コロナウイルス感染症による各自治体での外出自粛要請や受診控えなどで、採用の見送りや派遣の薬剤師の雇い止めなどが発生しており調剤薬局での採用は厳しい一面があります。

対照的に調剤や医薬品の提供だけでなく、日用品や化粧品を購入できるドラッグストアは需要が高まり、売り上げ好調のため求人が増えています。

ドラッグストアの需要や地方でみると薬剤師は不足してると言え、採用されやすい可能性があるのです。

薬剤師向け求人サイト・人材紹介を活用する方法

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薬剤師を雇うための方法のひとつに、薬剤師向けの求人サイトや人材紹介を活用する方法があります。

ここでは、薬剤師向けの求人サイト・人材紹介の特徴やおすすめのサイトを紹介します。

薬剤師向けの求人サイト・人材紹介の特徴

薬剤師向けの求人サイト・人材紹介の特徴は、マイナビグループやリクルートグループのような人材紹介会社が運営しているケースが多いため、エージェントやコンサルタントに依頼すれば求職者集めから、求職者とのやりとりまで対応してもらえることにあります。

求人サイトは薬剤師向けに開かれており、多くの薬剤師希望者が閲覧するため、自社にとって必要な人材に効率よく働きかけることができるでしょう。

薬剤師向けの求人サイト・人材紹介のメリット・デメリット

企業側にとって薬剤師向けの求人サイトや人材紹介サイトを利用するメリット、デメリットを見ていきます。

メリット

広く応募を募ることができるだけでなく、エージェントに依頼すれば必要な人材条件を元に候補者を紹介したり、候補者との連絡や面接設定などをサポートしてもらえるため、採用業務の手間が省くことが可能です。

入社希望者が入社を確定したときに企業側が報酬を支払う料金体系のため、採用が確定しない限り料金は発生しません。

デメリット

求人サイトや人材紹介サイトに求人を掲載するのに、掲載料がかかる場合もあります。

エージェントに転職希望者、入社希望者の自社に入社したいという雰囲気づくりから実際に入社するまでのフォローを任せられる一方で、採用に成功した要因を社内でフィードバックできず、採用のノウハウが蓄積されません。

おすすめの薬剤師向け求人サイト・人材紹介

ここからは、おすすめの薬剤師向け求人サイト・人材紹介の特徴を踏まえて説明します。

それぞれの特徴を比較して、自社に合ったサイトを検討しましょう。

マイナビ薬剤師

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株式会社マイナビが運営する転職サイトのひとつです。

薬剤師業界専門の転職支援サービスとして全国の求人を網羅しており、現場である薬局事情に詳しいサイトであることが強みといえます。

ファルマスタッフ

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医療業界に特化した人材紹介・派遣会社のサイトで、総合医療アドバイザリー企業として、薬局・病院などの運営や薬剤師の人材育成をサポートするサービスがあります。

薬キャリAGENT


医師も利用しているシステムの土台があるエムスリーグループが運営する人材紹介・人材派遣サービスです。

薬キャリAGENTの登録者数は21万人以上で、さらに年間2万人を超える薬剤師が転職活動を行っているため、転職活動をしている薬剤師の登録者数がNo.1となっています。

薬剤師の採用で求人検索エンジンを活用する方法

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ここからは、薬剤師採用で求人サイトや人材紹介を活用する以外の方法である求人検索エンジンを活用する方法を紹介します。

求人検索エンジンを活用する特徴

求人検索エンジンとは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンのうち、求人情報に特化したものです。

クローリングと呼ばれる検索エンジンロボットが求人サイトや採用サイトなどに掲載されている求人情報を読み取り、求人検索エンジンでキーワードを入力するだけで簡単に求人情報を検索できる仕組みです。

求人検索エンジンのメリット・デメリット

ここでは、求人検索エンジンのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

求人検索エンジンへの直接投稿やクローリングによる掲載では基本的に料金が発生せず、無料で掲載可能なものが多いです。

複数のサイトに求人を公開している場合や複数の職種で応募している場合、求人検索エンジンには求人サイトや職種を公開した分だけ求人が掲載されるため、見つけてもらいやすくなります。

デメリット

求人検索エンジンをより効率よく運用するためには、Webマーケティングの専門的な知識が必要になります。

有料掲載よりも求人数が圧倒的に多い無料掲載の場合は、他の求人情報に自社の求人情報が埋もれやすく、期待する効果が出にくいです。

おすすめの求人検索エンジン

ここからは、企業にとっておすすめの検索エンジンについて紹介します。

Indeed

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世界では月間約1億8000万人以上のユーザーが利用し、日本では1000万人以上の求職者が利用している求人検索エンジンです。

非正規雇用や正規雇用などの雇用形態にとらわれずに幅広く求人情報を掲載できることが特徴です。

求人ボックス


2015年よりカカクコムという企業がサービスを開始してから2020年までに利用者を2500万人まで増やしています。

求人ボックスは検索キーワードと求人情報のマッチ度や求人情報の豊富さなど独自の評価基準で検索結果の表示順位を構成しています。

Careerjet(キャリアジェット)

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2008年に日本で利用できるようになった検索エンジンです。

Careerjetは4000万件以上もの世界中の求人情報を掲載しており、日本だけでなく世界の求人も検索することも可能です。

スタンバイ

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2015年に開設された検索エンジンで、求人情報は常時900万件以上を掲載しています。

スタンバイの有料掲載を利用すると、連動しているYahoo!JapanのサービスのひとつであるYahoo!しごと検索にも掲載されるため、幅広い求職者に求人情報を見てもらえるでしょう。

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薬剤師採用を成功させる3つのコツ

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ここからは、薬剤師採用を成功させる3つのコツを解説します。

(1)競合分析をする

薬剤師採用を成功させるにはまず、競合分析が必要です。

近隣の競合他社の求人をチェックして自社と比較、分析することによって自社と競合とで差別化できる企業風土や事業内容を整理することができます。

自社特有の求人条件を求人票でアピールしていけば、他社よりも優秀な薬剤師の採用が可能になるでしょう。

(2)求人票の内容を充実させる

給与や有給などの待遇を詳細に記載したり、職場の雰囲気を記載したりするなど求人票の内容を充実させれば、求職者と自社が求める人材像とのミスマッチが減り、求人応募数も増えることが期待できます。

(3)薬剤師が働きやすい環境を整える

患者や上司との人間関係に不安があったり、休みが取りにくく長時間労働のある職場環境では、採用しても薬剤師は辞めてしまう傾向があります。

薬剤師が実際に働くために職場の人間関係の見直し、休みがとりやすい雰囲気づくりをするなど、薬剤師が働きやすい環境を整えれば、求職者も応募しやすくなるでしょう。

詳しくは【心を掴んで他社と差別化!基本から作成ポイントまでわかる《求人票のすべて》

まとめ

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今、薬剤師採用は買い手市場となっていながらも薬剤師の人手は不足しています。

薬剤師の応募を増やすためには、薬剤師専門求人サイト、Indeedや求人ボックスのような検索エンジンを幅広く活用することが大切です。

求人票も求職者が必要とする情報をしっかりと把握して効率的な薬剤師採用に取り組んでいきましょう。

「効率よく採用活動がしたい」「さまざまな求人サイトに掲載したいけど、手間がかかってしまう・・」「どのように改善すればいいかわからない」と感じている方もいるでしょう。

そこで、トルーなら求人領域のプロがサポーターとなってアドバイスを受けながら採用サイトを作成でき、さらにIndeedや求人ボックスなどの主要検索エンジンに自動で求人情報を掲載できます。

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