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求人ボックスの4つの特徴とは?掲載方法と他の求人サービスとの比較

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求人ボックスの名称を聞いたことがある人の中には、どのようなサービスなのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、求人ボックスについて他の媒体との比較も含め、詳しく説明します。

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求人ボックスの4つの特徴

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まずは求人ボックスがどういったサービスなのかを、4つの特徴を挙げて説明します。

求人ボックスとは?

求人ボックスは、価格.comや食べログで知られるカカクコムが2015年にリリースした求人情報検索サービスです。

求人ボックス内で検索を行うと、求人ボックス独自の求人だけでなく、他の求人サイトに掲載されている情報も探せるため、500万件以上の求人情報を検索できます(2021年4月時点)。

勤務地や雇用形態もさまざまな求人情報がまとめられており、ユーザーは希望する仕事の条件を絞って、仕事探しをすることが可能です。

求人ボックス4つの特徴

独自の検索エンジンを構築している

求人ボックスは独自の検索エンジンを構築しており、独自に設けられた評価基準によって求人情報の表示順位が決まります。

求人ボックスの検索結果の評価基準は主に、「検索キーワードと求人情報のマッチ度」「情報の豊富さ」「情報の新鮮さ」「ユーザー行動」の4つです。

《求人ボックスの検索結果の評価基準》
・「検索キーワードと求人情報のマッチ度」ユーザーが求めている情報に対し、マッチング度合が高いものであるかどうか
・「情報の豊富さ」雇用形態や勤務地、給与など、求人情報がくまなく掲載されているかどうか
・「情報の新鮮さ」情報の新しさが評価されるため、新着求人や情報の更新が行われているかどうか
・「ユーザー行動」ユーザーのニーズや興味に合う求人情報であるかどうか

ユーザーの利用しやすさを重視している

求人ボックスは「価格.com」や「食べログ」を長年運営している会社、カカクコムがノウハウを活かして提供しているサービスであるため、ユーザーの使いやすさが重視されています。

求人ボックスはシンプルなデザインで見やすいだけでなく、検索条件を絞り込んで求人を探すことができたり、お気に入り機能を使って気になった求人をまとめたりすることも可能です。

また職種や勤務先、雇用形態といった項目ごとに人気の求人ランキングを見ることもできるため、求人ボックスを利用すれば、ユーザーは多角的に求人情報を得られるでしょう。

利用者を伸ばしている

求人ボックスは2015年にリリースされ、利用者数をどんどん伸ばしているサービスです。

求人ボックスの「月間利用者が500万人を突破!」によると、2019年には400万人のユーザー数を超えていますが、その翌年2020年には利用者数500万人を突破しており、非常に勢いのあるサービスであることがわかります。

24時間以内の新着求人数を確認することができる

求人ボックスのトップページには、その日の新着求人数が記載されています。

2021年7月13日の新着求人は242,255件で、毎日数多くの求人情報が新たに登録されている状況です。

他の求人検索サービスで24時間の求人数が確認できるのものは少ないため、新着求人数が確認できるのは求人ボックスの特徴のひとつと言えるでしょう。

詳しくは:【人材を確保する方法。若い、優秀な人を採用する戦略に取り組むためのアイデア】

求人ボックスの掲載方法

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求人ボックスへ求人情報を掲載するにはどのような方法があるのでしょうか。

ここからは、求人ボックスに求人を掲載する方法を紹介します。

求人ボックスの掲載方法

直接投稿

求人ボックスには「採用ボード」と呼ばれる独自の採用管理システムが備わっており、この採用ボードを利用すると、求人ボックス内へ簡単に求人情報が直接投稿できます。

採用ボードを利用すれば、求人ボックスのアカウントの新規登録をした後、用意されたフォーマット通りに仕事内容や求める人材の情報を入力するだけで求人情報の掲載が可能なのです。

求人情報を公開した後でも、自由に編集できる点は採用ボードの強みでしょう。

求人ボックスには写真を掲載することもできるため、会社・店舗内外の雰囲気をわかりやすく求職者に伝えることができます。

求人に応募があればメールで通知が届くだけでなく、採用ボードで応募者の連絡先の情報管理も可能です。

クローリングによる自動投稿

求人ボックスには、クローリングと呼ばれる検索エンジンプログラムによるインターネット上のWebページ情報を自動保存・収集する仕組みが備わっているため、会社や店舗の求人サイトを公開していれば、その求人情報は自動的に求人ボックスに掲載されます。

求人ボックスに求人票の登録や申請をする必要もなく、システムが求人情報を読み取り、情報に問題がなければ求人ボックスのフォーマットに自動で整えられて掲載される仕組みです。

すでに自社の求人サイトがあったり、これからサイトを作成する予定があれば、手間なく求人を掲載できるでしょう。

また掲載元の求人ページを編集・削除した場合は、情報の更新が検知されて求人ボックスの情報にも反映されます。

求人ボックスにクローリングで自動掲載されるかどうかの判断は、求人ボックス独自の基準で行われており、その基準は公開されていません。

求人ボックスに確実に掲載されたいときは、求人サイトの作成を代理店に依頼するのがおすすめです。

求人ボックスの利用料金

無料掲載

求人ボックスでは、基本的に初期費用や掲載費用、採用成功に対する成果報酬などすべてかからず、求人情報の掲載から求職者の採用までを無料で行うことが可能です。

また、無料掲載は求人ボックスへの直接掲載と採用サイトのクローリング掲載の2種類があります。

ただし求人ボックスには無料掲載と有料掲載の枠があり、無料掲載の求人情報は有料掲載の枠よりも下に表示される仕組みであるため、有料掲載に比べるとやや目立ちにくいことが無料掲載のデメリットでしょう。

求人ボックスには写真を掲載することもできるため、会社・店舗内外の雰囲気をわかりやすく求職者に伝えることができます。

採用にコストをかけたくない場合や、お試しで求人情報を出してみたい場合は、一度無料掲載を利用してみることをおすすめします。

有料掲載

求人ボックスは基本的に無料で求人情報を掲載できますが、有料掲載オプションも選択可能です。

有料オプションに申し込むと、求人情報を無料掲載枠よりも上位にある有料掲載枠に表示することができ、よりたくさんの閲覧、クリックが期待できます。

求人ボックスの有料掲載はクリック型課金制であるため、求人ページがクリックされたときに初めて料金が発生する仕組みです。

また有料オプションは利用期間に制限がなく最短1日から利用可能で、あらかじめ設定した予算に合わせてクリック単価を定めることができるため、コストを抑えつつ効率的な採用活動が見込めるでしょう。

有料オプションの運用には自社で1日あたりの予算を1円単位で設定する手動運用と、設定した予算内でクリック数が最大になるようにクリック単価をシステムが定めてくれる自動運用の2種類があるため、使い方に合わせたオプションの運用が可能です。

詳しくは:【人材を確保する方法。若い、優秀な人を採用する戦略に取り組むためのアイデア】

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求人ボックスと他の求人サービスの比較

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求人ボックスの他にも求人サービスは数多くあります。

ここからは求人サイトやIndeed、スタンバイと求人ボックスはどう違うかを比較しながら見ていきましょう。

求人ボックスと他の求人サービス

求人ボックスと同じく求人情報に特化した検索エンジンである、Indeed、スタンバイとの違いを以下の表にまとめました。

《求人ボックス》


ユーザー数(月間)
500万人
基本料金
無料
有料掲載
クリック型課金(25円~1000円)
掲載方法
採用サイト・直接投稿


《Indeed》


ユーザー数(月間)
3,460万人
基本料金
無料
有料掲載
クリック型課金(15円~1000円)
掲載方法
採用サイト・直接投稿


《スタンバイ》


ユーザー数(月間)
不明
基本料金
無料
有料掲載
クリック型課金(30円~1000円)
掲載方法
採用サイト・直接投稿

※2021年7月時点の情報です。

スタンバイのユーザー数は不明ですが、Indeedのユーザー数は求人ボックスのユーザー数より多く、およそ7倍近い差がある状況です。

基本料金はどのサービスも変わらず、基本的には求人掲載から採用まで無料で行うことができます。

3つのサービスすべて有料掲載できるオプションが用意されており、課金方法はクリック型課金制になっています。

有料掲載で設定するクリック単価はあまり差はないですが、Indeedが最も安価で設定可能です。

掲載方法はどのサービスも、企業や店舗の採用サイトのクローリング掲載と直接サービスに登録する直接掲載の2つから選べます。

求人サイトとの違い

企業や店舗が広告費を求人広告会社に支払い、求人情報を掲載する求人サイトとは違い、求人ボックスは、求人サイトや企業・店舗の採用ページの情報を自動的に収集している求人検索エンジンです。

求人サイトはそのサイト内に掲載されている情報しか検索、閲覧することはできませんが、求人ボックスは求人ボックス内に直接掲載された情報はもちろん、求人サイトや企業・店舗の採用ページなどインターネット上にあるあらゆる求人情報を検索、閲覧できます。

求人ボックスを使えば複数の求人サイトに求人を掲載する必要がないため、効率的な採用活動ができるでしょう。

Indeedとの違い


Indeedは求人ボックスと同様の求人検索エンジンで、Indeedに直接掲載された求人情報だけでなく他の求人サイトの情報も検索することが可能です。

Indeedは元々アメリカでリリースされ日本で普及した経緯があるため国際的に有名なサービスですが、対して求人ボックスは、日本国内ユーザー向けのサービスであるという違いがあります。

ユーザー数は求人ボックスが約500万人、Indeedは約3,460万人と、Indeedが圧倒的に多いです。

掲載されている求人数は求人ボックスは約500万件、Indeedは非公開ですが毎秒10件の求人が追加されていると公式ホームページに記載があるため、膨大な求人数であることがわかります。

利用者数や求人数を見ると、求人ボックスよりIndeedの方が規模の大きい求人検索サービスであるとわかりますが、Indeedは求人数が多い分、求人情報が埋もれてしまったり、掲載費用が割高になってしまう可能性もあるため、求人ボックスの方がコストを抑えて効率的に採用活動を行えることもあるでしょう。

スタンバイとの違い


スタンバイは求人ボックスと同じ求人検索エンジンで、ヤフー株式会社をグループ会社に持つZホールディングスと、株式会社ビズリーチの合併会社である、株式会社スタンバイが運用しています。

サイトに直接掲載された求人だけでなく、他の求人サイトの情報を検索することもできるサービスである点は求人ボックスと同じですが、スタンバイはYahoo!JAPANのサービスの1つである「Yahoo!しごと検索」と連携されているため、スタンバイに求人を掲載するとYahoo!しごと検索にも自動的に掲載される特徴があります。

有料掲載オプションがクリック型課金制であることは求人ボックスと変わりませんが、スタンバイであればデバイスごとにクリック単価の設定ができるため、スマートフォンとパソコンで異なるクリック単価を定めることが可能です。

詳しくは:【求人募集の掲載はどこがいい?無料と有料のおすすめサービス15サイトを比較】

まとめ

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求人ボックスは求人検索エンジンサービスで、500万件以上の求人情報が掲載されており、24時間以内の新着求人数が確認できたり、独自の検索エンジンを搭載していたりといった特徴があり、500万人以上のユーザーに利用されているサービスです。

さらに、求人ボックスは無料で求人掲載から採用まで行え、より採用の効果を上げたいときは有料掲載オプションを利用することもでき、予算に合わせて採用活動を行うことができます。

この記事を読んで、求人ボックスを採用活動に役立ててください。

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